7月の或る猛暑日、中学生くらいの少年が、急な熱中症の症状でトイレを借りたいとお母様と一緒に事務所に入って来られました。事務所内で手当をしながらしばらく休んでいただくと、体調も落ち着かれ、「大変助かりました。ありがとうございました。」と無事に出て行かれました。
1週間ほど経った頃、この少年からお礼の手紙が、彼の地元の銘菓とともに事務所に届きました。一文字一文字丁寧な字で、おそらくお母様に相談しながら書かれたのでしょう、大変しっかりした内容の感謝の言葉がしたためられていました。あの日、少年にとって大切な行事があり高槻を訪れていたそうで、(当事務所で)休憩して体調を整えたおかげで良い成績を収めることができ、「皆様のご親切は絶対忘れません。本当にありがとうございました。」と結ばれていました。
このお礼の手紙に感動した当社スタッフは、彼がこれからも夢に向かって活躍できるようにと願いを込め、応援セット(寄せ書き・勝運守り・図書カード・夢だるまKitkat)を送りました。もちろん、すぐに、「届きました!驚きました!嬉しいです!」とお電話をいただきました。
猛暑とコロナ禍の夏に、私たちにとっては、オリンピックよりもずっと心に残るあたたかい思い出となりました。こどもたちが夢を追いかけられる世の中でありますように。おとなたちが、こどもの夢を全力で応援できる世の中でありますように。